仕事の合間を縫って、色々と予定の物を購入。

22G/HDD Logitec LHD-U22E/M----33,388円
SCSIケーブル×3本----7,833円
イーサースイッチングハブ corega Fast SW-5P----6,699円
10/100BASE-Tケーブル 1m、2m、3m各1本----1,238円

HDD購入時に店員さんに「ドライバソフトは最新の物を使ってください」とアドバイスを受ける。購入したLogitec LHD-U22E/MをG4で使うには、B'sCrewなら3.1.4がOS9対応。2.xユーザーならBHAのHPよりアップデータがダウンロードできる。

　PSプリンタはまだ来ないのだが、インクジェットのプリンタをG4に繋げたことで、とりあえず仕事は出来るようになったので、G4のセットアップを始める。で、問題のモリサワOCFフォントのインストールに取りかかる。PSプリンタがまだないので当然ATMフォントのみの作業。
　
　はじめに断っておくが、これから私がやる方法は、あくまで「苦肉の策」であって私の周りの環境が変わればNewCIDフォント、もしくはOpentypeに近い将来切り替えることを前提とした、暫定的な措置だ。Macintoshトラブルニュースによると、「著作権やライセンスに関しては「 1 デバイスへのインストール」ということでHDDもデバイスと考え問題ありません．株式会社モリサワ大阪本社から許可を得ました．公開の許可も得ました」とあるが、やはりお勧めはしない。もし、NewCIDの環境が整っているなら、素直にNewCIDフォントをインストールすることをお勧めする。ここを読んでやってみようという方は、条件を揃えた上で、それなりのリスクへを覚悟した上で行ってほしい。私の条件下で出来ても、他の条件下では出来ない場合も考えられるので、その辺は良く考慮する事をお願いしたい。

　まず外付けHDDをB'sCrewで初期化し、パーティションを切っておく。別にパーティションを切らなくても問題はないが、22Gもあるのでパーティションを切った方が後々便利だろう。B'sCrewでパーティションを切ると、初期化しなくても後からパーティションの追加、リサイズが可能なので便利だ。初期化してしまうと、せっかくインストールしたモリサワフォントが使えなくなってしまうので要注意。
次にこのHDを9500に接続し、漢字トーク7.5.3をインストールする。モリサワOCFフォントは、インストールの際のOSバージョンを低くしておいた方が良いらしい。できれば7.1が一番安定しているそうだが、9500を購入した時に付いてきたOSは7.5.3だったので、それをインストールした。
これを起動ディスクとして立ち上げる。なんだかとても懐かしいデスクトップが現れる（笑）。ここにATMをインストール。私はフォントのCD-ROMに付いてきたATMver3.8.1をインストールした。別に4.5.2以外であれば他のバージョンでも構わないと思う。その上でモリサワにプロテクト解除してもらったOCFフォントをインストールする。インストール先はもちろん外付けのHDD。
フォントのインストールを終えたら9500からHDDを外し、今度はG4に接続する。この上にOS9.0.2を上書きインストール、さらにATM4.5.2をインストールし、このHDから起動すればOCFフォントをG4で使うことができる。
私の場合、上書きインストールはなんとなく嫌だったので、ためしにインストールしたフォントのみを別フォルダに待避させ、漢字トーク7.5.3を消去、新たにOS9.0.2をインストールしてみた。ATMライト版4.5.2をインストール後、待避させていたフォントを、システムフォルダのフォントフォルダに入れて（丸漢ファイルは不要）、再起動する。この場合問題になるのはATMのライト版4.5.2をインストールする際、システムフォルダ内に「Common」というフォルダが生成されないことだ。これは、先ほどのモリサワのCD-ROMから「Common」だけをシステムフォルダ内にコピーすることで使うことが出来た。バッチリ使えている。
　
　G4ではATMはver4.5.2以外は使用不可能だ。4.5.2はOS9専用に作られたATMで、OS9より以前のシステムを搭載しているマシンにはATM4.5.2は使えないし、G4はOS9しか搭載できないので必然的にATM4.5.2を使わざるを得ない。このATM4.5.2はフリーのライト版とパッケージ商品のデラックス版がある。ライト版は前記の通り「Common」が作られないので要注意。デラックス版は私は持っていないのだが、友人の話によると、インストールが少々やっかいだったそうだ。ATMデラックスはver4.5.1をインストール後、アップデータで4.5.2へアップデートする必要がある。4.5.2以外のバージョンのATMが入っているG4は、立ち上げることすら出来ないので、私の見た雑誌にはインストール作業終了後、再起動する前にアップデートするように書いてあった。ところが友人の話では、インストール作業が終了すると「再起動」しか選べず、続けてアップデートすることが出来なかったそうだ。仕方がないので、再起動を選択し、起動音の後スペースバーを押しっぱなしにして、機能拡張マネージャーを立ち上げ、ATMを外した後アップデートしたそうだ。