このコーナーに「G4購入記」という、だらだらした文章を載せたのは去年の5月だった。自分的には一番つまらない物だと思っていたのだが(汗)、幾度か他のサイトで紹介して貰ったりした。ありがたいこってす。G4をこれから購入するという人にとっては、少しは参考になったのだろうか?
困ったことに、あれからどうも消費癖が付いてしまったらしく、スキャナ、ビデオカード、15インチ液晶モニタ、CD-RWと立て続けに買い物をしている。そして極めつけが、今年の年明け早々購入したWindowsノートパソコン。思えばLC-575を頼りに独立したのが6年前で、それからこのWindowsノートを含め5台のパソコンを買っているから、毎年1台購入していることになる。
そ、そんなに金があったのか?自分でも不思議だ。
で、ここで何を書くかというと、そうWindows購入記(笑)。しかもまた、だらだらしそうなので、めんどくさい方は読み飛ばしてくださいませ。
何度も書いたが私は機械音痴。Macintoshには、たまたまハマってしまったが、まさかWindowsマシンまで買うことになるとは思ってもいなかった。では、なぜ買ったのかというと、このHPで「What's Homepage」なんてコーナーを作って、しかもお金を頂いて他人様のHPを作っているのに、実は今までロクなWindows環境を持っていなかったから…というのが一つ。WindowsとMacintoshではホームページの表示のされ方が全く違う。悔しいが(笑)世間一般ではMacintoshよりもはるかにWindowsを使っている人が多い。だとしたらWindowsで動作確認が出来なければ、やっぱりまずかろう、ということ。
今まではそれほどHP制作の仕事が多かったわけではないので、単に動作確認をするためにパソコンを買う気にはなれなかった。仕事では知り合いのWindowsユーザーに頼んで動作確認をさせて貰っていて、それで十分の仕事量しか無かったのだ。ところが、このところ本業の(?)DTPの仕事を追い抜いてしまうくらいの勢いでHP制作の仕事が入ってくる。さすがにこの調子じゃ毎度毎度、知り合いの所へお願いに行くわけにもいかないだろう、という次第。
それから最近、妙に多いのが「原稿はDATAでお送りしますから」と、Windowsのワード書類をメールに添付してくるお客様。いや、確かに入力し直すことを考えれば有り難いのだが、何しろワードはおろかWindowsも持っていないのでは、当然DATAは開けない。とにかく「テキスト形式で送ってください」といくらお願いしても解ってもらえない。あきらめてFAXで送ってもらった原稿を元に、自分で入力し直すこともしばしば。この辺りは
えでぃっとはうすの小国さんの
「Winマシンを買って納得したこと2題」というページに書かれているが、自分でWindowsマシンを買ってみて、「なるほどなぁ」と納得してしまった。
そしてもう一つ。去年の終わり頃だったか、遠方のお客様(もちろんWindowsユーザー)からイラストの仕事の依頼がメールで入り、Illustrator形式のDATAを納品したのだが、「メールに添付したDATAが開けない」とクレームが付いた。もちろん「.ai」の拡張子を付け、MacLHAというクロスプラットフォーム定番の圧縮ソフトを使い、雑誌等によく紹介されている要領で「MacBinary」のチェックを外し圧縮・送信したのだが、ダメとおっしゃる。「Aladdin Expander for WindowsをダウンロードしたのでStuffItで送ってみてくれ」というリクエストにお応えしてStuffItで圧縮・送信するもダメ。なんでも解凍後、拡張子が「.txt」になってしまう、手動で「.ai」に直せば開ける。とのこと。「拡張子はちゃんと付けてますか?」と疑われてしまう始末。その時は一応謝っておいたのだが、どうも腑に落ちない。とはいえ確認する術がない。何だか悔しい…、ということがあった。今後のことを考えれば、やはりWindowsマシンは必要だろう、という結論に達したわけ。 つづく。